代表取締役×調理本部長

成長を応援してくれる環境部下が助けてくれたりとか、成長したなって感じるときはすごく嬉しいです。
チームで達成感を共有できるコンテストに参加したときに、会社一丸となってグランプリが取れた時の達成感。
一人ひとりの意見を尊重みんなの願いも一緒に叶えられる上司でいたい。

自己紹介と入社のきっかけ

きっかけは“近くて好きな味”。続ける理由は“家族のような会社”。

代表取締役 じゃあ簡単に自己紹介と自分のやっている仕事を話してもらっていいですか?

調理本部長 はい。私のやっている仕事は、今調理本部長やってまして、その本部と現場を繋ぐという仕事と、会社全体のクオリティーのチェックですね。あと商品開発をしたり、店長たちの教育というかたちで現在の仕事としております。現在入社13年目ですね。

代表取締役 なんでこの仕事を選んだんでしたっけ?

調理本部長 そうですね、本当にたわいもない理由なんですけども、家の近くに七志ラーメンがありまして、そのときに食べていてすごい好きだなと、味とか雰囲気とかがすごい好きだなと思って、ここに応募しました。

代表取締役 近いからということですか。

調理本部長 近いから。

代表取締役 なるほどね。

調理本部長 知ってるから、近いからみたいな。本当にたわいない理由だったなとは。はい。

代表取締役 でもきっかけはそうでも、じゃあこの仕事を今していて今後目指していきたいところってどんなものですか?

調理本部長 そうですね、ちょっとおこがましいんですけど、会社で働いている人の幸せ。やっぱりこの会社にいて良かったとか、みんながここで幸せだって思えるようにするのがすごくやりがいがあって、すごく好きなんですよね会社が。家族のようにみんな優しくしてくれて。だからその中でやっぱりみんなにできることを沢山したいというところですかね。

代表取締役 たとえば、具体的にはどんなことですか?

調理本部長 たとえばその、自分の今、店長との繋がりがすごく大きいので、店長の困っていることとか、社長とか料理長の困っているところを解決しながら、利益を出したりだとか問題の解決をしていくことで、やっぱりみんなも必要とされている感とか、うまくいっているときの達成感とかがすごく嬉しいです。

どんな時にやりがいを感じる?

みんなで掴んだグランプリの達成感。部下の成長が私の喜び。

代表取締役 その仕事をしていて、どんなときが1番「あー、なんか充実しているな」とか、やりがいあるなとかって感じているところ?

調理本部長 そうですね、直近の話でいうと、ラーメンフェスタというラーメンを出店するというか、グランプリみたいなコンテストに参加したときに、本当に会社一丸となってみんなで取り組んで、そして初日がグランプリが取れたので、そのときに本当に達成感というか、みんなで頑張るってすごく素敵だよなみたいなところが本当に好きです。

代表取締役 他にはあります?

調理本部長 他には、部下が成長してくれたときですかね。部下がすごく多い方だとは思うんですけども、まあたとえば新卒から今10年以上面倒見ている後輩とかが、すごく大人になってくるのを感じると、色々指導してきてよかったなとか、その部下が助けてくれたりとかもそうですね、成長したなって感じるときはすごく嬉しいです。

代表取締役 部下の成長をサポートしているときがすごいやりがい感じるなとかって実感を得てるのかなと思いますけども。じゃあ、今後どんなふうにさらにしていきたいと思っています?

調理本部長 さっき簡単にみんなの幸せって言いましたけど、人それぞれ幸せはきっと違うんですよね。ただ、自分の幸せはその人の幸せだっていうのはすごく感じるので、一人ひとり寄り添いながらよく話を聞く上司でいたい
なっていうところで、みんなの願いも一緒に叶えられる上司でいたいなっていうところですかね。

大変な事は?

人を動かす難しさ。それを乗り越えた先に見える成長と絆。

代表取締役 すごく答え素晴らしいんですけど、辞めたいとかって思ったことあります?

調理本部長 辞めたいと思ったことはないんですけども、やっぱりまだ若い時って考え方が固まっているときって皆さんあるかとは思うんですけども、そこでやっぱり社長とか料理長にぶつかるときも若いときは沢山あったと思
うんですけど、そこが辞めるというか、なんとかしてわかってもらいたいっていう気持ちは強かったですかね。

代表取締役 仕事していて、じゃあ辞めたいとまで行かなくてもここが大変とかここがつらいってどんな点あります?

調理本部長 やっぱり、店舗運営がおもな仕事っていうのが最初あったんで。なんでしょう、経営と同じかなとはうちの会社では思うんですけど。その店舗の管理業務を全てやるって一言でいっちゃうとすごく簡単なんですけど、人を成長させるとか店舗をお客様に喜んでもらうかたちで運営するって、すごく細かいところまで気を配らなきゃいけないし、人間として凄く成長しないとうまくいかないっていうところがあるんで、そこがすごく大変かな。人に働いてもらう、人に何かをしてもらうっていうことが、どんな仕事であれすごく大変なことなのかなって思ってます。

代表取締役 でも、今聞いてると大変だけどつらそうじゃないですよね?調理本部長 それはたぶんその、つらかった時期もあったのかな。店長になりたてのときって、何したらいいかわからなくて、ただ人に意見を押し付ければいいのかなとか、そういうふうに思ってた時期もあったんですけど、やっぱり人の話をしっかり聞かないと人は離れていってしまう。店長になりたてのとき、新人さんが4人ぐらい一気に辞めちゃって、もうどうしていいか本当にわからなくて、ただ話をやっぱり聞いていくっていうことをしていくと、みんなついて来てくれるっていうのがあるんで、それからずっとそれをやってると、まあさほど大変ではなくできるようになったのかなという。ただ、誰しもその部下を見てると、人に指導をする、ついてきてもらうっていうのはすごく難しいことだなって思います。

部下の育成について

やってみせ、やらせてみて、共に成長する。

代表取締役 調理本部長は、人を育てるのがすごくうまいと思うんですけども、実際に現場でどんなふうに部下を育成しています?

調理本部長 そうですねあの、飲食店自分あの20歳ぐらいからずっとやっているんでもう20年ぐらいはやってるんですけども。最初のほうに、やってみせやらせてみて褒めてやらねば人は動かじみたいな山本五十六さんですか、あの言葉をずっと実践してるかたちでは、まあ、ほぼほぼうまくいくかなと。だから実際にやってみせて一緒にやってみてっていうのをやってるだけで、まあそのうまくいくとは思ってます。

代表取締役 じゃあ自分がもう実際に手本をみせて、こんなふうにっていうかたちでみんなを引っ張って行くみたいなかたちで成長させると。調理本部長 ただ、誰しもやっぱりつまずくというか、悩む時が絶対出てくるんで、そこで寄り添ってあげることでより一層信頼関係とかが深まってうまくいくのかなというイメージはあります。

代表取締役 他には成長を加速させるために、こんなこと気を付けてますみ
たいな何かポイントってあります?

調理本部長 甘やかさないですかね。ここは助けちゃいけない部分だなっていうのを何かすごく感じるときがあって。なんでもかんでも助けてるとなんでもできない人になっちゃうなっていうのがあるんで。やろうとしているこ
ととか周りの意見を聞きつつ、ここは頑張ってもらわなきゃだめだなって思ったら、やっぱりちょっとここは頑張ろうっていうところでちょっと距離を置くと、やっぱりちょっとした期間の中で成長がすごいしたなっていうのは
感じますね。

代表取締役 わかりました。そうやって人をすごいうまく成長させていく中で、失敗したケースとかってあります?

調理本部長 失敗したケースですか?

代表取締役 ちょっと成長すると思ってこういうことしたけど、それがうまくいかなくて成長が止まっちゃったとか。あるいはなにか関係がちょっと崩れちゃったみたいなそういったことってありました?

調理本部長 ありました。その褒めることもすごく大事だなと思ってよく褒めてたんですけども、やっぱり褒めるだけだとプライドだけが高くなってしまうとか、やっぱり適度にその厳しいというか真実も伝えたり、その一場面一場面でみるんではなく全体を通してその人を成長させるっていうふうに考えていかないと、うまくいかないんだなっていう失敗はありました。だけ常に褒めてればいいは違うんだなって。

代表取締役 じゃあその失敗から学んで、今結構みんなをうまく成長させるっていうことができているって実感あります?

調理本部長 そうですね、実感はありますね。はい。前よりは確実に「あ、成長しているな」っていうのを感じてそれが嬉しいなと思うときが多いです。

代表取締役 調理本部長なんで、商品開発とかよくやりますけど、ラーメンってどれくらい好き?

調理本部長 本当にさっきも言いましたけど、あの近いからみたいなそんな理由で入って来てるんで。大きい理由なく入って来てるんで、それまで全然ラーメンって食べてなかったんですね。ただ本当に数えるくらいしか食べたことなくて、なんならチャーハンが好きみたいな。

代表取締役 チャーハンが好き?

調理本部長 はい、ただその働いていく上でラーメン屋ってスープが命なんですよね。で、そこで働いていく上でその料理長にスープの部分を認めていただいて、そこからずっとスープを毎日飲み続けて毎日食べてってやってるんでもうかなり好きになりました。食べないと落ち着かないみたいなぐらいな感じですね。

代表取締役 本当にじゃあ、もう今は心の底からラーメンものすごい大好き?

調理本部長 大好きです。はい。

代表取締役 わかりました。ありがとうございます。